コロナ後遺症による咳

コロナにかかった後、咳が一日中断続的にでていた。痰がたまつて咳がコホコホでる感じだった。また咳が出るためか、睡眠が出来ず明け方にからだが疲れ切って3時間くらいしか寝れない日が2,3週間続いた。

身体が疲れ切ってしまい毎日の仕事もやっと何とか乗り切るといった状態たった。頚肩こりがひどく、針治療でこの症状だけでも治したいと考えた。

最初の治療では肩こりは少し良くなったが睡眠は改善しなかった。2回目の治療では咳が交感神経を刺激して眠れないと考えて咳の治療を行う事にした。

肺と腎の経絡の針を基本とした。局所は喉、胸郭にある邪をとることである。身体の全面は喉元のツボ、背中側は頚の深いところ、肩甲間部の凝りやスジバリを針をして邪をぬいた。頚への深針でぐっと楽になる。これで治療を終わりにする。

翌日メールがあり久しぶりにぐっすり寝れたとの連絡がある。一般的に咳は針治療で対応しらすいものだ。しかし急性期の咳は薬の対応が良いと思う。

投稿者:motegi

2024年7月に投稿したもてぎ治療室の記事一覧

トラックバックURL