肩甲骨に激痛の少年

15歳の少年が肩甲骨の激痛で治療にきた。肩甲骨の下部付近に痛みが来る。一旦痛みがくると、どんな姿勢にしても痛くて、どうにもならず精神的にもいたたまれない様子。少し腫れている感じ。触れても痛みはなく、熱感もない。身体全身が筋張っている感じ。運動後に痛みが出たらしいので極度の筋肉疲労のようである。筋肉の体質によっては、こんな症状もでると思う。まず何時ものように手足から体幹部を緩めていく。腫れはすぐに引かないが、背中全体がスジバリ状態から柔らかくなった。背中が柔らかくなると患部もよくなる前兆のようなものだ。背中全体の血行が良くなったということ。次に幹部に針を多く打つ。邪気をとり筋肉を柔らかくしていく。この繰り返しを何回か行い、最後にまた手足に針をして終わる。2回の治療でほぼ痛みは取れた。後は体質をどこまで改善出来るかになる。

投稿者:motegi

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