病院での診断は炎症があるとのことだが、詳細は不明。とにかく1ヵ月間治らず最後は針治療しかないと思い家族がつれてきた。腕が痛くてたまらないとのこと。左を向くと痛みが緩和することから首の所の神経が圧迫されていると思われる。さらに肘付近が腫れている。手のツボから針をして腕の気血を改善させる。この針は皮膚の上にはりを乗せるだけなので痛みは全くない。次に痛みの強い所に1,2ミリの深さで針をして邪を取る。首に筋肉を柔らかくする目的で針を少し入れる。結果、圧迫されている神経が解放され痛みがとれる。最後に足に針をしながら腕を動かしてもらい腕全体の気血の流れを改善させる。患部から離れたツボから針ををするのは患部の邪気を手足から抜いたり身体全体の気血のバランスをとるのに有効な方法になります。一度の治療で痛みはとれ高齢者の方でも治療の負担は全くありません。
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